お雑煮
雑煮を作りました。
雑煮を雑煮という人はあまりいません。「お雑煮」というのが一般的です。
昔からある料理なのでしょうが「雑に煮る」で雑煮という名前はあまりにもひどい。
雑という言葉が良い意味で使われることはありません。たとえば、雑菌ですとか。
新しい年を迎えて口にするものが三角コーナーに潜む悪者のような呼び方とは。
だからせめて「お」を付けるのです。
おせちのお豆をつまみながらお雑煮を食べるのです。お箸の国の人だもの。
*
雑煮の定義は餅が入っていることくらいでしょうか。
私の住む地域では特筆する特徴もないし我が家でお雑煮を食べた記憶がありません。
美味しい汁に焼いた餅を。シンプルに作ってみます。
1) 鶏ガラをネギと一緒に炊きます
出汁をとるのは楽しい。自分のやったことがちゃんと返ってくる。
生臭い肉や骨を水と香味野菜で煮込むと極上の香りを纏ったスープになる。
静かに煮れば透明に、グラグラ煮れば乳化して白濁したスープになる。
2) 炊いたスープを濾します
掛けた手間と時間が試される瞬間であり楽しみな瞬間。ちゃんと返ってきている。
3) 鶏出汁を一晩寝かせる
4) 食べやすい大きさに切った鶏肉の表面を焼き煮る
5) 寝かせておいた鶏出汁を合わせて帆立スープ・醤油・みりんで味を整える
6) どんぶりに出汁を注ぎ、焼いた餅と鶏肉・蒲鉾・三つ葉を盛りつける
[お雑煮]
私の作るお雑煮に派手さはありません。雑煮ですから、これ以上何をしろと?
工程には書いてありませんがマグレカナールをアロゼしたときの脂を加えたりして。
まるでラーメンのスープのような、旨みを持ったお雑煮です。
*
[智慧の輪] by Tha Blue Herb
雑煮を雑煮という人はあまりいません。「お雑煮」というのが一般的です。
昔からある料理なのでしょうが「雑に煮る」で雑煮という名前はあまりにもひどい。
雑という言葉が良い意味で使われることはありません。たとえば、雑菌ですとか。
新しい年を迎えて口にするものが三角コーナーに潜む悪者のような呼び方とは。
だからせめて「お」を付けるのです。
おせちのお豆をつまみながらお雑煮を食べるのです。お箸の国の人だもの。
*
雑煮の定義は餅が入っていることくらいでしょうか。
私の住む地域では特筆する特徴もないし我が家でお雑煮を食べた記憶がありません。
美味しい汁に焼いた餅を。シンプルに作ってみます。
1) 鶏ガラをネギと一緒に炊きます
出汁をとるのは楽しい。自分のやったことがちゃんと返ってくる。
生臭い肉や骨を水と香味野菜で煮込むと極上の香りを纏ったスープになる。
静かに煮れば透明に、グラグラ煮れば乳化して白濁したスープになる。
2) 炊いたスープを濾します
掛けた手間と時間が試される瞬間であり楽しみな瞬間。ちゃんと返ってきている。
3) 鶏出汁を一晩寝かせる
4) 食べやすい大きさに切った鶏肉の表面を焼き煮る
5) 寝かせておいた鶏出汁を合わせて帆立スープ・醤油・みりんで味を整える
6) どんぶりに出汁を注ぎ、焼いた餅と鶏肉・蒲鉾・三つ葉を盛りつける
[お雑煮]
私の作るお雑煮に派手さはありません。雑煮ですから、これ以上何をしろと?
工程には書いてありませんがマグレカナールをアロゼしたときの脂を加えたりして。
まるでラーメンのスープのような、旨みを持ったお雑煮です。
*
[智慧の輪] by Tha Blue Herb