鶏とごぼうの煮物
和食ってあまり作らないんです。
リアルジャパニーズなオレだけど気がついたらそうなんです。
考えてみればいま触れているキーボードはAppleのものだし、いま着ているパーカー
はChampionのもので、ジーンズはLevi'sでタバコはMarlboroでライターはBicだ。
だから食べるものが和食じゃないっていうのは、ごく自然なことなんだとおもう。
ちょっとしたことで良く見られることってあるじゃないですか。
例えば元ヤクザの牧師ってすごく偉く見られますよね。でも真面目に生きてきて牧師
になった人のほうが全然偉いじゃないですか。言ってることわかる?わかんない?
ミスタードーナツで点心のメニューがあるじゃないですか。でも点心だけではやって
いけないですよね。あの場でやるから本格的じゃなくてもやっていけるだけでしょ。
えーと、洋食ばかり作っている感じの人が和食を作ることで「ああ、こういうのも作
れるんだネ!スゴイ☆キュンキュン」みたいなことになると思うんですよ実際の話。
ペラッペラなんですよ世の中。そういうのばかりがまかり通っていてイヤになるね。

ごちゃごちゃ言いましたがstaubで煮物をしたかっただけです。和食もstaubで。
*

[鶏とごぼうの煮物]
鶏肉を酒と塩で下味を付けてゴマ油で表面を焼く。
鰹節から取っただしを加えて煮る。
アクが出たらとる。
乱切りしたごぼうを加えて煮る。
彩りがさびしいのでニンジンも煮る。
醤油とみりんを加えてさらに煮る。
火からおろして冷まして味を染み込ませる。
温めて皿に盛り三つ葉を添えてできあがり。
正直こんなにおいしくなると思わなかった。それくらいウマかった。
鰹節で取っただしが強烈にウマいわけでもないし味付けは醤油とみりんだけだ。
ごぼうがウマいんだ。そして鶏肉と相性が良いんだ。作ってみて実感した。
すぐに食べたかったから氷水を張った鍋にstaubごと入れて冷やした。
味が染みる。具材の角がとれる。調和してネクストレベルへ。煮物は奥深い。
*
[Autumn Leaves]] by 福居良
リアルジャパニーズなオレだけど気がついたらそうなんです。
考えてみればいま触れているキーボードはAppleのものだし、いま着ているパーカー
はChampionのもので、ジーンズはLevi'sでタバコはMarlboroでライターはBicだ。
だから食べるものが和食じゃないっていうのは、ごく自然なことなんだとおもう。
ちょっとしたことで良く見られることってあるじゃないですか。
例えば元ヤクザの牧師ってすごく偉く見られますよね。でも真面目に生きてきて牧師
になった人のほうが全然偉いじゃないですか。言ってることわかる?わかんない?
ミスタードーナツで点心のメニューがあるじゃないですか。でも点心だけではやって
いけないですよね。あの場でやるから本格的じゃなくてもやっていけるだけでしょ。
えーと、洋食ばかり作っている感じの人が和食を作ることで「ああ、こういうのも作
れるんだネ!スゴイ☆キュンキュン」みたいなことになると思うんですよ実際の話。
ペラッペラなんですよ世の中。そういうのばかりがまかり通っていてイヤになるね。
ごちゃごちゃ言いましたがstaubで煮物をしたかっただけです。和食もstaubで。
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[鶏とごぼうの煮物]
鶏肉を酒と塩で下味を付けてゴマ油で表面を焼く。
鰹節から取っただしを加えて煮る。
アクが出たらとる。
乱切りしたごぼうを加えて煮る。
彩りがさびしいのでニンジンも煮る。
醤油とみりんを加えてさらに煮る。
火からおろして冷まして味を染み込ませる。
温めて皿に盛り三つ葉を添えてできあがり。
正直こんなにおいしくなると思わなかった。それくらいウマかった。
鰹節で取っただしが強烈にウマいわけでもないし味付けは醤油とみりんだけだ。
ごぼうがウマいんだ。そして鶏肉と相性が良いんだ。作ってみて実感した。
すぐに食べたかったから氷水を張った鍋にstaubごと入れて冷やした。
味が染みる。具材の角がとれる。調和してネクストレベルへ。煮物は奥深い。
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[Autumn Leaves]] by 福居良