ヴィンテージデニムとの出逢い

ボクはいわゆるギャンブルというものをやらないしやり方を知らないし
知ろうとも思わない。難しいことやリスクや貪欲さが無いんだろう。
ただ、インターネッツで服買うということはある意味ギャンブルだと思っている。

ヴィンテージデニムとの出逢い
[LEVI'S 501 Big E (A TYPE)]

主なスペック
・1960年代生産
・紙製パッチ
・通称[A TYPE]
・赤タブ両面 [BIG E]
・赤耳
・トップボタン下足長[R]
・トップボタン裏刻印[W]
・フロント Vステッチ
・ウエスト シングルステッチ
・バックポケット シングルステッチ
・裾チェーンステッチ

リーバイス501のビッグE、いわゆるヴィンテージデニムです。
ヴィンテージデニムを欲しいと思ってかれこれ人生の半分くらい。
それでもなかなか買えなかったのは少々値段が張ることもあるが
一番の理由は自分に合うサイズのものが見つからないこと。
ウエストが大きい分には履き方でどうにかなるもの。
ただレングスは詰めてあるものがほとんどで短いものばかり。
自分に合うものに出逢うなんてもうほとんど諦めていた。

このデニムのウエストは34インチ(約84cm)
履いてみたらいピッタリ。ベルト無しで履ける。
これくらいのウエストのサイズだと自分の腹周りを常に意識できる。
そしてレングスは36インチ(股上30cm・股下85cm)多分丈ツメしてない。
これまたピッタリ。踵のところを踏むか踏まないかの長さ。
ジャストすぎてちょっと怖いくらい。デスティニー感じちゃう。

すごく良い色落ちってわけじゃないがこれから楽しめるくらいの色が残っている。
ヒップポケットには何を入れていたんだろうか?
アーキュエットステッチのほつれ方。
どこのだれがどんな風にこのジーンズを履いていたのかストーリーを展開させる。

いつからかデニムの加工技術は進み新しくて古いサイズが豊富でデザインの良いデニ
ムが簡単に買えるようになったせいでヴィンテージデニムの価値はさがったのかな?
それに加えて経年による劣化でヴィンテージどころかボロ布と化すことも否めない。
自分が経験したヴインテージブームから20年近くが経とうとしているんだから。

1960年代に生まれて2012年にボクの手元へ。約50年前の服を着るんだ。
そんな古いものがかっこよくてまだまだ履ける状態で残っていること。
これから同じ機械を使い同じ生地や部品を調達して作っても同じものにはならない。
時間は追い越せないもんね。









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この記事へのコメント
たま~に美術展行くのですが、
その時代の人と時空を超えて感じ合えるのが好きです。
50年前、100年前、1000年前.....
同じものを‘素晴らしい‘と思えるなん素敵ですね。
Posted by jun at 2012年01月30日 08:44
最近買い換えたスマートフォンからコメントしたのですが、
たどたどしい文になってしまいました。
ゴメンなさい!!!!!
Posted by jun at 2012年01月30日 09:09
junさんへ

美術館行くんですね。いいですね。
こっちは田舎でそんなに洒落たものはありません。
あるのは性的な宝を展示している建物くらいです。
ヴィンテージでそれなりな値段はしたけれど履いてみると
びっくりするほど普通なんですよ。おかげで20年くらいは履けそうです。

ぜんぜんたどたどしくなないですよ。
スマートフォンうらやましいです。
Posted by AWAAWA at 2012年01月31日 23:07
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