interlude
先日新しいテレビを配送しに業者さんが来てくれたんですよ。予定時間の2時間くらい前に電話があって実際に到着したのはもう少し早くって。トラックから降りた彼の「ちょっと早く着いちゃったんですけどすみません」という言葉で、全然気にしてないのになんか印象が良くなる。100キロ近い(古いほうの)テレビを運んでもらわなければならないから2名で来るはずなのにさっきの彼だけのようだった。ボクの部屋に入り手際よくテレビを外に出す。プロだからコツを得ているのは当たりまえだがかなりの力持ちだ。しかも顔が大沢たかおに似ている。人当たりもよく爽やかで力持ちで手際が良くて土日も働いているなんてボクが女ならば確実に濡れているだろう。あっけないほど簡単に新しいテレビを設置し伝票をチェックして彼は帰っていく。呼び止めて缶コーヒーを持って帰ってもらった。何を言いたいかというと第一印象って大事だなってこととイケメンっていいなってことと悪い印象がなければ人の良いところってベタ褒めできるってことだ。きっとあの彼だって悪いところはあるだろうけどもう会うことはないだろうしせっかくなのでそんなものは知らないままでいたい。「誰かとずっと一緒にいるには良いところがたくさんあるかよりも嫌なところが少ないってことのほうが大切」みたいなことを昔テレビで言っていた。オセロの中島だったかなあそれ言ってたの。